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インビザライン(Invisalign)とインビザライン・ゴー(Invisalign Go)の違い

投稿日:2023年9月4日

カテゴリ:矯正ブログ

こんにちは巣鴨S歯科矯正歯科です。

 

たくさんの方に矯正相談に来て頂き大変ありがたい日々を送っている

矯正歯科担当の副院長です。

 

矯正治療をお考えの皆さんは、

「インビザライン」

というマウスピース型矯正装置について

見たり聞いたり、あるいは調べてみたりしたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

目立たなそう、負担が少なそうと注目されている装置

で矯正治療をしてみたいと思い立ち

実際に矯正相談を受けてみると

インビザラインでは治らない

と言われてしまい、

セカンドオピニオンとして

当院に矯正相談の受診をされる方が大変多いです。

 

インビザラインで治らない理由

インビザラインで治らないと言われてしまう理由には

①インビザラインの種類(歯科医師が所有しているライセンス)と適応症

②治療方法の最適解であるかどうか

が該当すると考えられます。

このブログでは①について説明していきます。

 

(②の理由は簡単です。

矯正医にとってそれぞれ得意な治療方法があるのは当然のことです。

マウスピース矯正よりもワイヤー矯正のほうが治療がしやすいと考えた場合は

インビザラインでは治らないと説明されてしまうこともあるかと思われます。)

 

インビザラインの種類について

 

実は、インビザラインには2種類のものがあります。

・インビザライン

・インビザラインgo

 

一部の歯科医師や、歯科業界に携わっている方でも区別して説明しない方がいるほどなので、

患者さんで知っている方は殆どいないかもしれません。

 

 

「インビザライン」と「インビザラインgo」の違い

 

インビザライン・ジャパン社のHPに下記のように記載があります。

Invisalign system(インビザライン・システム )
小児から成人まで、軽度な歯列矯正から重度の不正咬合までの症例を対象としたマウスピース型矯正装置です。

矯正歯科医の先生方が、より優れた臨床結果が得られるよう、予測実現性の高い歯牙移動を実現するために必要なフォースシステムがデザインされたアタッチメントと機能を備えています。

 

Invisalign Go system(インビザライン ゴー システム )
移動できる歯牙の範囲を制限することにより実現したシンプルな矯正や、矯正と歯冠修復治療を組み合わせた包括的歯科治療を目的に開発されたマウスピース型矯正装置です。

矯正治療を専門としない一般歯科の先生方の矯正治療を支援いたします。

 

つまり…


「インビザライン」矯正歯科医によるもの

全部の歯を動かす対象として矯正治療を行うことが可能な装置を指します。

→・歯を後ろに送っていくこと(遠心移動)による非抜歯矯正

抜歯を必要とする矯正

小児矯正のインビザラインファースト

もここに入ります。

 

「インビザラインgo」一般歯科医によるもの

前から5番目までの歯を動かす対象として行う治療で、

奥歯は動かすことが出来ません

→​上顎下顎の両方にマウスピースを使用して行う部分矯正と言ったところでしょうか。

 

 

 

インビザライン・ジャパン社のHP

https://www.invisalign.co.jp/consumer/

で「歯科医院をさがす」​から、

「インビザライン」「インビザラインgo」のどちらを扱っている歯科医院か

を確認することが出来ます。

 

動かす対象となる歯が全く異なる2種類の装置なので、

得られる結果も全く異なりますが、

ご自身の歯並びかみ合わせの状態に適切に選択すれば、

非常に満足いく結果が得られる装置です。

 

 

イメージや噂だけで「あまり動かないらしい」というイメージが先行してしまうのはとても勿体ないです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の仕組みとは

後悔しないで!マウスピース矯正(インビザラインⓇ)だからこそ矯正医に受診を

非抜歯治療と遠心移動が得意な矯正装置

気になっている歯並びや噛み合わせについて、矯正治療について、

またしっかりと納得のいく治療結果を得るために、矯正治療前に専門の先生にご相談いただくのがお勧めです。

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