フッ素を塗るとなぜ歯が強くなる? |巣鴨の歯医者

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フッ素を塗るとなぜ歯が強くなる? 

投稿日:2021年12月24日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは!

巣鴨S歯科矯正歯科です。

みなさんはフッ素を塗ると歯が強くなってむし歯を予防するって聞いたことがあると思いますが、なぜむし歯予防につながるのかご存知でしょうか?

本日は、

歯の表面に対するフッ化物応用の予防メカニズムについてです!

ポイント、大きく分けると3つあります!

1、脱灰抑制作用

2、再石灰化促進作用

3、プラーク(歯垢)細菌の酸産生の抑制

それでは詳しく見ていきましょう。

1、脱灰抑制作用

歯の表面のエナメル質は、エナメル小柱(エナメルしょうちゅう)が並んで作られていて、ハイドロキシアパタイトという成分でできています。

エナメル小柱を構成するハイドロキシアパタイトにフッ素が作用して、より酸性物質に対して強い成分に変化する、というわけです。(フルオロアパタイトなどと呼ばれます。)

 

2. 再石灰化促進作用

歯の表面が溶け出している部分(脱灰)は、エナメル質に含まれるリン酸カルシウムなどの成分が、いわばむき出しの状態で失われやすい状態です。

フッ素はそれらに反応し、前述したハイドロキシアパタイトへの転化を高めます。

3. プラーク(歯垢)細菌の酸産生の抑制

フッ化物がプラーク中に作用すると、むし歯菌の代謝系酵素を阻害して酸産生を抑制します。

 

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