虫歯の分類と治療法 その1
投稿日:2021年12月27日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは!
巣鴨S歯科矯正歯科です!
本日は、虫歯の分類と治療法についての投稿です。
皆様は初診時や定期受診にて、お口の中のむし歯の状態をチェックしてもらう際に、「シ〜なんとか」と歯科医師や歯科衛生士が口にしているのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
虫歯は進行状況によって、C0~C4の5段階に分けられます。
口腔内診査の際にその用語を私たちは話しているのです。
今回はC0〜C1についてご説明します。(C2〜C4についてはこちら→https://www.sugamo-s-shika.com/p4rppz/)
C0(シーゼロ、シーオー)
特徴:初期虫歯、まだ歯に穴は空いていません。
治療方法:予防処置が適応となります。フッ素洗口、フッ素塗布、キシリトールなどの利用をして、歯を再石灰化させむし歯の進行を予防します。(歯科医師による削る治療はありません。)
C1(シーワン、シーイチ)
特徴:歯の表面構造であるエナメル質に限局して穴があいたものです。痛みなどの症状はありません。
治療方法:放置すると進行する可能性があります。巣鴨S歯科矯正歯科では、基本的にはC0と同様にむし歯の進行予防にて対応していきます。
お口の中を拝見させていただき、明らかにむし歯リスクが高く、次の回に来院されたときはC2まで進行している可能性が非常に高いと考えられる場合は、むし歯治療への介入を行うか要相談です。もちろん、削る部分は最小限ですが、むし歯予防処置を頑張りましょう。
フッ素を塗るとなぜ歯が強くなる?
〈当院で行うフッ素塗布〉
すこし長くなってしまう今回はここまで。
みなさんもお口の中をチェックしてもらう際に、歯科医師や歯科衛生士が話している言葉に注目して受診してみてください。
次回はC2〜C4について投稿いたします。
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