きれいな歯並び＝「機能美」

私が矯正歯科を専門とする歯科医師として、私が日々の診療で患者さんに接するにあたりいつも考えていることをお伝えしたいと思います。

私は、歯並びがきれい＝機能的に優れている「機能美」であると考えます。

「機能美」とは辞書で調べると、「余分な装飾を排して無駄のない形態・構造を追求した結果、自然にあらわれる美しさ」と書いてあります。

ガタガタやすき間、出っ歯やうけ口、前歯の噛み合わせがついていない開咬という状態、深すぎる噛み合わせ…

いずれも、矯正治療の初診相談でよくお伺いする悩みです。    

どのお悩みも、とても見た目に気になります。そして、機能的にも問題点が多くあります。

ガタガタやすき間あると、歯磨きがしづらく虫歯になりやすかったり、歯周病になりやすかったりします。

出っ歯や噛み合わせが深いと傾斜のついた前歯に噛むときの負担がとてもかかります。将来的に前歯からダメになってしまうことが多くみられます。

受け口や開咬だと発音がしづらかったり、食べづらいという日常生活の不便さを感じことがあります。特に開咬だと日々不便さを強く感じてらっしゃると思います。発音で息が抜けるような感じになってしまったり、レタスや麺類を前歯で噛み切れなかったり…。

そして、受け口や開咬の方は、奥歯への負担が大きく、将来的に奥歯からダメになってしまうことが多くみられます。

美しい歯並び噛み合わせを獲得することでこれらの機能的問題についても予防、解決できるのが、矯正治療だと考えています。

なので、「かんたんに早く治りますよ」と言ってあげられないことがあります。

「かんたんに早く」歯を並べた結果、問題が解決していないお口が完成してしまうことがあるからです。(ときには、より問題が大きくなることさえ…)

きれいな歯並びと噛み合わせで、一生自分の歯で美味しい物を食べられる。

そうすると、栄養をしっかりと取り、いつまでも健康で美しく過ごすことができる。

歯において機能美はこんなにも大切なことだと私は考えています。

お悩みやご相談があれば、巣鴨S歯科矯正歯科に是非ご相談ください。

お一人お一人の患者さんに最善の解決策をご提案したいと考えております。

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