スタッフ紹介
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院長 佐戸川 佑弥 ~Yuya Satokawa~
私が歯科医師になろうと思ったきっかけは中学生のときに受けた歯科矯正治療です。前歯の大人の歯が生え始めた頃から自分でも歯並びが悪いのが気になっていました。
両親に悩みを打ち明け、かかりつけの歯科医院で相談し、矯正治療をスタートしました。そこから約3年間、月に一回ほど先生に矯正治療をしてもらい、歯科衛生士さんにはクリーニングをしてもらう生活を過ごしました。
先生や歯科衛生士さんからの励ましの言葉もあり、矯正治療を継続、終了することができました。
また、歯を大切にするための歯ブラシの方法や食事の仕方を徹底的に叩き込んでいただいたことは大変感謝しております。
私の父は医師、祖父、そして叔父ともに歯科医師として地域医療に携わっていたこともあり、進路を考えるタイミングでは自然と、人の健康に直結するようなやりがいのある仕事がしたいと考えて、尊敬する父、祖父、叔父のように自分でクリニックを立ち上げ、地域医療に貢献することが目標となりました。
その後、北海道大学歯学部に進学し、卒業後は東京医科歯科大学歯学部附属病院の研修医として従事しました。研修医生活では”なぜ、この治療をするのか” と、同じ疑問が湧き上がる毎日でした。
指導医から治療の方法は教わることができますが、奥底にある根拠や理由がわからないのです。あるとき、そのことを指導医に質問すると教えていただいたのが”医療とは根拠にもとづき成されるもの”だということです。
その根拠を作り上げるものが研究であると、私は東京医科歯科大学大学院へと進学をし、大学院を卒業後も同大学病院の医員として臨床・研究・教育に従事しました。
私の専門分野は部分入れ歯です。歯が1本でもなくなれば部分入れ歯が適応となります。
部分入れ歯はバネをかける歯の状態や歯周病の状態はもちろんのこと、状況に応じて被せ物やインプラントとの組み合わせも考えて治療計画を立てる必要があり、歯科の分野すべてに習熟する必要があります。
学ばなければならない範囲が膨大なため、私は日々知識と臨床技術を磨いてきました。
私は研修医の頃より、この豊島区と文京区の境に居住しています。子供が2人いますが、近隣の方々は散歩中に手を振ってくれるなど、地域の皆様の人柄はとてもあたたかく生活しやすいとても良い環境です。
文京区の歯科医院にて院長兼理事長を務めた経験からも、地域の皆様の口腔内への意識が高いことも熟知しております。このような地域の方々に最高の歯科治療にて恩返しをすべく、この地を開業場所として選ばせていただきました。
地域歯科医療において最も重要だと私が考えることは、今まで磨いてきた専門分野の知識を活かした、歯を失わないための予防歯科を提案し、実践していただくことです。
それは患者様の社会環境やライフステージによってそれぞれ異なりますから、私どもと一緒に、二人三脚で頑張っていただきたく思っています。 どんなことでもかまいません、お困りの方は是非ご相談ください。
略歴
歯科医師 歯学博士
- 北海道大学歯学部 卒業
- 東京医科歯科大学歯学部附属病院 歯科臨床研修医
- 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 医歯学系専攻 口腔機能再構築学講 部分床義歯補綴学分野 歯学博士 学位取得
- 元東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 口腔機能再構築学講座 部分床義歯補綴学分野 医員
- 都内歯科医院 勤務
- 都内歯科医院 理事・理事長・院長歴任
- 巣鴨S歯科矯正歯科 開設
所属・資格
- 日本補綴歯科学会
学会発表
- Minami I, Nakamura K, Satokawa Y, Wakabayashi N, GM Murray. Experimental pain reduces jaw-movement smoothness during gum chewing. 第80回口腔病学会記念学術大会一般講演 2015.12.25
- Yuya Satokawa, Ichiro Minami, Noriyuki Wakabayashi. Short-term changes in chewing efficiency and subjective evaluation in normal dentate subjects after insertion of oral appliances with an occlusal flat table. The 21st Scientific Meeting of Japan Prosthodontic Society Tokyo branch 2017.12.03 Tokyo Dental Collage
- Yuya Satokawa, Ichiro Minami, Noriyuki Wakabayashi. Short-term changes in chewing efficiency and subjective evaluation in normal dentate subjects after insertion of oral appliances with an occlusal flat table. Journal of Oral Rehabilitation. 2017.11; 45 (2): 116-125.
- Cover image. Journal of Oral Rehabilitation. Volume45, Issue 2 February 2018.
(学位論文が学術雑誌の表紙に選出されました>>)
研修歴
- Strauman ベーシックインプラントロジー
- Strauman インプラントメンテナンスコース
- NobelBiocare インプラントマスターコース
- ハイパフォーマンスポリマー ペクトンアイボリー ベーシックコース
- ATDジャパン ジルカラー入門セミナー
- ATDジャパン マルチファイブ実践セミナー
- 一の塾
- Study Club SEED
- スギタ研究会
- 東京医科歯科大学歯科同窓会C.D.Eコース 多数受講
- 東京歯科大学同窓会TDCアカデミアセミナー 多数受講
- デンツプライシロナ Cavitron Essential Program
矯正担当医 佐戸川 千帆 ~Chiho Satokawa~
私は北海道大学口腔外科にて研修終了後、東京医科歯科大学歯学部附属病院の矯正歯科外来、および都内、関東の歯科医院にてたくさんの患者様の矯正治療に携わってきました。
歯科医になるうえで私が専門分野として”矯正歯科”を選んだ理由は、「矯正治療には人生を変えるほどの魅力があると感じていたため」です。
矯正治療に日々従事し、歯並びが悪くてコンプレックスで周りのみんなと同じように大きな口を開けて笑うことができない方、思い通りに噛むことができずお食事が楽しめない方、歯並びが悪くてうまく発音や会話ができない方、お子様の歯並びが気になってはいるものの、どのようにしていいかわからない方など、たくさんの悩みを抱えた患者様と出会ってきました。
そして矯正治療を一緒に頑張っていただくことで、歯並びが少しずつよくなることに素敵な笑顔を見せていただく方、矯正装置が外れた瞬間に見せてくださる最高の笑顔を見せてくださる方、治療を終えて大好きな食事が思う存分できると教えてくださる方、治療をしたことで人生の転機が訪れ、満面の笑みで知らせてくれる方、など、矯正治療を私とともに頑張っていただいた方は、人生が180度変わっています。
歯並び・嚙み合わせはまさに「機能美」なのです。美しいから正しく機能する。その両方を獲得できた時、矯正を専門にしている者としての喜びがあります。
歯科医師として歩み始めるときは魅力としてしか思っていませんでしたが、今では矯正治療には人生を変えるほどの力があると確信しています。
そして、私は子育て中の母親でもあります。お子さまがこの先より良い人生を送れるよう矯正歯科からもお手伝いできればと考えております。
お子さまの矯正治療には、お子さまの時期にしかない、顎の骨の成長を重視して治療に取り組んでおります。私が矯正歯科治療を行うなかで意識している一番のことは、コミュニケーションです。
矯正歯科治療はこちらの一方的な治療ではうまく進められません。患者様お一人お一人と切実に向き合うこと、患者様に積極的に治療に参加していただくこと、お子様の矯正治療の場合は親御様も一丸となりチームとして取り組むことで良好な治療結果が得られます。
矯正治療については疑問や不安が多いかと思いますので、まずは相談からはじめさせていただき、コミュニケーションを通じて疑問や不安を解消し、素敵な笑顔のお手伝いをさせていただきたいと思っております。
略歴
- 東京都八王子市出身
- 東京女学館高等学校 卒業
- 北海道大学歯学部 卒業、在学中にスウェーデン・ウメオ大学歯学部公費短期留学
- 北海道大学病院口腔外科、JR札幌病院歯科口腔外科にて歯科臨床研修医
- 東京医科歯科大学大学院 医薬総合研究科 医歯学系専攻 口腔機能再構築学講座 咬合機能矯正学分野 大学院研究生修了
- 都内、関東の多数歯科医院にて矯正歯科担当として非常勤務
所属・資格
- インビザラインドクター
- 日本矯正歯科学会所属
- 東京矯正歯科学会所属
- 日本舌側矯正歯科学会所属
- 日本口腔筋機能療法(MFT)学会所属
学会発表
- 2016年6月 94th General Session & Exhibition of the International Association for Dental Research 開催地:韓国・ソウル 題名: Changes in tissue oxygen saturation during various continuous clenching tasks
論文
- Chiho Satokawa, Akira Nishiyama, Katsuhiko Suzuki, Shunsuke Uesugi, Satoshi Kokai, Takashi Ono. Evaluation of tissue oxygen saturation of the masseter muscle during standardised teeth clenching. J Oral Rehabil. 2020 Jan;47(1):19-26.
研修歴
- 日本舌側矯正学会リンガル矯正ベーシックタイポドントコース
- インビザラインセミナー受講
- 日本Tweed矯正歯科研究会Pre-Tucsonコース受講