矯正治療中のお掃除は歯間ブラシとタフトブラシを攻略せよ
投稿日:2022年1月19日
カテゴリ:矯正ブログ
こんにちは、巣鴨S歯科矯正歯科です。
矯正器具を装着すると、患者様みなさまが感じること
歯ブラシしずらい、食べカス挟まる量が尋常じゃない、汚れが取れない。。。。
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これ、どうやって磨くの?
この流れ、矯正あるあるです。
本日は、矯正治療中の患者様向けの、効果的・効率的にブラッシングを行う方法についてご説明しようと思います。
全体のイメージとしては下記1~3の流れです。
1.歯間ブラシ:矯正器具や歯の間に挟まったり絡まってしまった食べカスをおおまかに除去するイメージ
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2.タフトブラシ:食べカスがなくなった矯正器具および歯面の清掃、歯ブラシが届きにくい部分の清掃をする
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3.歯ブラシ:矯正装置が装着されてない歯の表面を含めた仕上げ磨き、むし歯予防に効果的なフッ素を歯の表面にすり込む
では一つずつ細かく説明していきます。
1.歯間ブラシ:矯正器具や歯の間に挟まったり絡まってしまった食べカスをおおまかに除去するイメージ
・下部固形空隙→歯と歯茎の間の空間の部分です。横から普通に挿入して清掃
・隣接面及び歯と歯の間の汚れ→横から挿入し撫でるように清掃
・矯正器具の側面→歯間ブラシを縦にして磨く
2.タフトブラシ
・上下一番奥歯の奥の面、根元の部分
歯間ブラシと同様に
・下部固形空隙
・隣接面及び歯と歯の間の汚れ
・矯正器具の側面
の順番で磨きましょう。
3.歯ブラシ
歯間ブラシ、タフトブラシで磨いたところをさらに磨きます。
・上下一番奥歯の奥の面、根元の部分
・歯と歯茎の境界部分
・歯と歯の間の汚れ
・矯正器具の側面、上、下
⭕️重要ポイント⭕️
1. 食べカス、歯垢プラークを取り除く(歯周病予防)
2. フッ素を擦り込む(むし歯予防)
の2ステップに分けましょう!!!
まずは上記の方法で食べカスを取り除きます。たくさんの食べカスが出てくるので
吐き出すようにうがいをしっかり行ってください。
その後に、フッ素入りの歯磨剤で、歯の表面に擦り込むように仕上げ磨きを行い少量の水(ペットボトルのキャップ一杯分程度の量です)で軽くうがいをして終了です。
歯磨剤が口の中に残ることが気にならなければ、うがいをしないほうがよりフッ素の効果が得られるかと思います。
※飲み込まないように注意をしてください。
糸ようじ、フロスを使用する方法についてはまたの機会に。
それでは感染に気をつけて素敵な矯正治療生活をお過ごし下さい。
巣鴨S歯科矯正歯科
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