歯周病ってどんな病気なんだろう?
投稿日:2021年12月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、巣鴨S歯科矯正歯科です。
今回は歯周病についてのお話しです。
みなさんは歯周病とはどんな病気か知っていますか?
一言で説明すると、「知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる病気」です!!!
歯周病とは、
歯の表面にプラーク(歯垢)が付着し、その中の歯周病菌が増殖します。
歯周病菌が毒素を放出し、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊します。
その結果、歯を失ってしまうことにつながります!
歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)ですが、
糖尿病などの全身の病気やタバコを吸うなどの生活習慣は、歯周病を悪化させる原因にもなります。
歯周病の進行について
◯健康な状態◯
歯と歯ぐきの境界部分(歯周ポケット)が正常で、発赤・腫脹がなく、歯ぐきがひきしまっている状態
↓
△軽度歯周病△
歯ぐきが赤く腫れ上がり(発赤・腫脹)、歯周病検査を行うと出血します。
歯を磨いたりカタいものを食べると出血することで自覚される場合があります。
↓
△△中度歯周病△△
歯周ポケットの炎症が悪化・慢性化しはじめ、歯槽骨が溶けはじめます。
口臭を家族や他人に指摘されることもあります。
噛んだ時に違和感を感じます。(歯が浮いたような感じ、とお話しいただくことが多いです)
↓
△△△重度歯周病△△△
歯根を支えている骨(歯槽骨)のほとんど溶けてしまいます。
歯根が露出し歯のグラつきがひどくなります。この状態では大切な歯が残せないかもしれません。
歯周病を予防するために、何ができるのか
セルフケア・・・ご自身で、ご家庭で行えること
・自分に合った正しいブラッシング方法を知りましょう。
→巣鴨S歯科矯正歯科では歯科医師・歯科衛生士のプロによる徹底的なブラッシング指導を行っています。
・だらだら食いや間食を控え、規則正しい食習慣を身につけましょう。
→歯周病だけではなく、むし歯予防につながります。
歯科医院で・・・プロに教えてもらい、一緒にがんばりましょう
・歯周病は慢性疾患であり、痛みや出血などの症状が自覚しにくい病気です。自覚症状を感じてからでは手遅れになるだけではなく、治療に時間と費用がかかってしまいます。
・定期的に歯科受診を行い、プロによる歯科医師・歯科衛生士のブラッシング指導と歯の掃除をしてもらいましょう。
歯周病治療は、「歯科医師」、「歯科衛生士」、「患者様」のお互いの協力があることで治療・予防が成功します。歯を残し健康な生活を手に入れるためいっしょにがんばりましょう!!!
■ 他の記事を読む■